「カルファイン」のはたらき

カルファインはホッキ貝サーフクラムの殻100%の焼成品です。水に溶けるとCa(OH)2となり熱エネルギーを発生します。この溶液はph12以上の強アルカリ性で毒素アフトキシンを分解して食品の味を向上させます。

また殺菌・除菌効果を生み環境ホルモンを分解する働きがあります。

排水管や河川をキレイに洗浄
使用後の溶液は浄化作用があり、下水に流すことで排水管、河川をキレイにしながら自然に還ります。調理器具などを傷めること無く、環境や人体にも安全です。
 

ご使用方法「溶液の作り方」

2ℓの水、又はぬるま湯にカルファインを約1g入れ、よくかき混ぜてからお使い下さい(水量の0.05%~0.1%)。

容器はガラス製、ステンレス製、陶磁器、ホーロー、ポリプロピレン製の物をお使い下さい。(鉄・アルミ製・ペットボトル不可)この溶液は2~3回ご使用できます(12時間以内)。

 
主要成分
カルシウム 98.90%
ナトリウム 0.41%
ストロンチウム 0.40%
ケイ素 0.05%
塩素 0.05%
カリウム 0.02%
※Caの含有量は他の貝殻(牡蠣・ホタテ等)と比較し、ホッキ貝が最も多く含み、高い除菌力を発揮します。


使用量の目安
処理物 濃度基準 漬け込み時間(目安)
カット野菜 0.05~0.1% 2~5分
葉物野菜 0.05~0.1% 2~3分
根菜類 0.05% 1~2分
漬物 0.05% 1~2分
果物(完熟) 0.10% 10~20秒
果物(未熟) 0.01~0.05% 1~2分
柑橘類 0.1~0.5% 3~5分
魚貝類 0.05~0.1% 3~5分
精肉 0.05% 1~2分
0.05~0.1% 10~20秒
器具洗浄 0.10% 3~5分

 

カルファイン実例

野菜の鮮度保持 実験「キャベツ」

水道水に20分漬け込んだ状態


カルファイン水溶液に20分漬け込んだ状態


 

野菜の鮮度保持 実験「レタス」

水道水に20分漬け込んだ状態


カルファイン水溶液に20分漬け込んだ状態



 

冷凍食品工場でのカルファイン使用例

ホウレン草・小松菜をカルファインで殺菌処理
こちらの食品工場ではホウレン草、小松菜の収穫後、殺菌処理にカルファインを使用しています(次亜塩素は未使用)。
殺菌処理、洗浄後はパック詰めし冷凍保存します。
 

ホウレン草のカルファイン処理工程

ホウレン草のカルファイン処理工程
 
 

概要

名称 貝殻焼成カルシウム(CaO)
使用原料 ホッキ貝殻(国内産)
内容量 1kg(約2000ℓのカルファイン溶液分)
品質保持期限 未開封で2年
食品衛生法 厚生省表示第120号・食品衛生法食品添加物218に収載